ご挨拶(新年度に向けて)

平素は格別のご愛顧を賜り深謝いたします。
緊急事態宣言が再び発令される中、皆様におかれましては新型コロナウイルス感染拡大対策として様々な取り組みにご尽力されていることと存じます。
エコフィードに関わる私どもの業界においても食品産業の現状が伝わってまいります他、「豚熱(CSF)」「アフリカ豚熱(ASF)」への対策強化の観点から飼料製造時の加熱処理基準が来年度より大幅に厳しいものとなる等、食品リサイクルを巡る環境もまた大きな変化を迫られています。

他方で「食品ロス」や「SDGs」といった言葉はここ数年で非常に多くの方に知られるようになり、昨年度は修学旅行なども含め、弊社の工場見学に1,000名を超える方がおいでくださいました。これは多くの方々が現在の食のあり方について関心を持ち、弊社が行っているような食品リサイクルの取り組みを評価してくださっていることを示すものと感じます。

現在弊社では新しい加熱処理基準に対応するため、大規模なプラント改修工事に向けて準備を開始しています。
厳しい環境下ではありますが、この取り組みによりさらに高品質な飼料を製造し、食品ロスの削減と良質な豚肉をつなげるリサイクルの環=リサイクルループをより強固なものにすることができると考えます。

弊社はこれからも「『食品ロス』に、新たな価値を」を合言葉に、食品関連事業者様や養豚事業者様等のステークホルダー、そして消費者の皆様と共にさらなる食品リサイクルに取り組んでまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。