新年のご挨拶

 

平素は格別のご愛顧を賜り深謝いたします。

昨年は経済活動がポストコロナへと向かう一方、世界情勢は引き続き大きく動き続けており、国内でも様々な物品の値上げや業界内での人手不足などのニュースを多く耳にする一年となりました。

資源高・物価高が報じられる中、余剰食品という国内資源を有効活用することのできるエコフィード事業は、廃棄物の削減のみならず、輸入に頼らない飼料と国内産の畜産物を確保するという観点からも、今後ますます重要になっていくと考えております。

また昨年11月には弊社の関連会社である「さがみはらバイオガスパワー株式会社」の開所式が行われ、食品廃棄物を利用したバイオガス発電事業を開始いたしました。これにより飼料化に向かない食品も弊社において中間処理を行い、さがみはらバイオガスパワーへ移送してエネルギー化を行うことが可能となりました。さらに、発電に利用した後の汚泥は排熱を用いて乾燥させ、肥料原料として販売することを計画しています。
食品の持つポテンシャルを最大限に活用し、飼料化に向くものは弊社で、不向きなものはさがみはらバイオガスパワーでリサイクルを行うというカスケード利用の取組みを、ここ相模原から行ってまいります。

J.FECでは引き続き「『食品ロス』に、新たな価値を」という合言葉のもと、さらなる資源の循環を目指し挑戦し続けてまいりますので、今後の弊社の取組みに是非ご期待ください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。