

平素は格別のご高配を賜り深謝いたします。
昨年はパリオリンピック、大阪万博といった大きなイベントが国内外で開催され、訪日外国人旅行者数も過去最高だった2024年を上回る見込みとなるなど、活気ある出来事が多く報じられた一年となりました。
他方で国際的な紛争や気候変動は収まる気配を見せず、国内においてもコメ不足に伴う「令和の米騒動」は未だ収束が見通せない状況です。またインフレに伴うその他の食品や生活必需品の値上げ、30年ぶりの高さとなった政策金利など、食を含めた“日常の費用”に対してこれまで以上に関心が集まった年であったように思います。
このような社会情勢を踏まえ、弊社は関連会社であるさがみはらバイオガスパワー(株)と連携し、相互の稼働率を高めながらシナジーを生む経営に注力してまいりました。2024年に登録を実現した消化液由来の「菌体りん酸肥料」は多くの農家様にご利用いただき、リサイクル由来の肥料でありながら作物の生育が良好であるとご好評をいただいています。
また、昨年度に引き続いて一般財団法人箱根町観光協会(箱根DMO)の『環境先進観光地‐箱根 食のサーキュラーエコノミー実現プロジェクト』に参画しました。観光に関わる食品廃棄物が多く排出される箱根町において、食品廃棄物の再資源化を推進し、地域全体でのサーキュラーエコノミー(循環型経済)を築くことで“持続可能な観光”を実現するための実証実験に取り組んでいます。
社会が大きく変革している中、リサイクラーに求められる責任は年々大きくなっております。日本フードエコロジーセンターでは引き続き「『食品ロス』に、新たな価値を」という理念のもと、飼料化・エネルギー化・堆肥化のカスケード利用を通じて、さらなる資源の循環を目指し挑戦し続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
