『嬉しい年の瀬』
みなさん、こんにちは! J.FECの“ T ”です。平成最後の大晦日、いかがお過ごしでしょうか。こちらは例によって平常運転、いつも通り操業しております。とはいえやっぱりいつもよりは少し静かですかね。運搬業者さんとも「来年もよろしく」「こちらこそ~」といったやり取りがあったりして、年中無休の工場もいくらか年の瀬気分といったところです。
さて、年の瀬といえばこの12月、私たちJ.FECにとってとても嬉しい出来事がありました。なんと、賞を二つも頂くことができました! しかもどちらも最優秀賞です! どちらもWhat’s Newでお知らせしてはいるのですが、このブログの方でも簡単に触れさせていただければと思います。
まず一つ目は多摩信用金庫様主催の「多摩ブルー・グリーン賞」で、弊社が本年度の最優秀賞(経営部門)を受賞しました! これは多摩地域の中小企業の活性化と地域経済の振興に寄与することを目的に、優れた技術や製品を評価する「技術・製品部門(多摩ブルー賞)」と新しいビジネスモデルを評価する「経営部門(多摩グリーン賞)」の2部門から構成されているもので、今回J.FECが受賞したのは後者(グリーン賞)のほうとなります。
選考では「飼料メーカーとして廃棄物の削減と持続可能な社会の構築、多様な畜産の支援と雇用の実現に取り組んでいる」ビジネスモデルが高く評価され、最優秀賞を頂くことができました。リサイクルというのは地域性に合った手法で行うことがとても重要だと考えていますので、私たちの ”リサイクルループ” への取組みが地域経済の発展に貢献したと言っていただけるのはとても嬉しいですね。
次に、先日発表された第2回「ジャパンSDGsアワード」で、弊社がSDGs本部長(内閣総理大臣)賞を受賞しました! ジャパンSDGsアワードは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等をSDGs推進本部として表彰するもので、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて受賞者が決定されます。今回J.FECが受賞したSDGs本部長(内閣総理大臣)賞は、その中で最も顕著な功績があったと認められる企業・団体等に送られる最優秀賞となります。
審査にあたっては「普遍性」「包摂性」「参画性」「統合性」「透明性と説明責任」と5つの評価項目があり、例えば普遍性であれば、①国際社会においても幅広くロールモデルとなり得る取組であるか、②国内における取組である場合,国際目標達成に向けた努力としての側面を有しているか、③国際協力に関する取組である場合,我が国自身の繁栄を支えるものであるか、といった点から審査されるのですが、J.FECの取組みは「食品廃棄物を有効活用するリキッド飼料化事業は国内外における食品ロス対策のロールモデルとなり得る」など非常に高い評価を頂くことができました。いわば日本代表としての評価を頂いたわけで、非常に光栄に思います。
ちなみにこのSDGs(持続可能な開発目標)については先ほどの「多摩ブルー・グリーン賞」の講評でも触れられており、SDGsを意識したビジネスモデルの構築はいま、多くの企業で進められています。私たちJ.FECにとっても、少なくともその当初は「弊社の事業が(ある意味では結果的に)SDGsという考え方に照らして有意義であると評価いただけるようなものであった」という流れだったと思いますが、現在は意識してSDGsと弊社事業との関係性を認識・発信・構築するように努力しているところです。
そのような中でこうして二つの素晴らしい賞を頂けたことは私たちの取組みが評価されたという点で本当に嬉しく感じますし、同時に大きな責任を負ったようで、身の引き締まる思いでもあります。
これらの賞の名に恥じないよう、来年以降も「食品ロスに、新たな価値を」を合言葉に、思いを新たに取り組んでいきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
といったところでそろそろ日も暮れてきましたので、今回はこのあたりで失礼しようと思います。
来たる2019年が皆様にとって素敵なものになりますように。ご覧いただきありがとうございました!